シンスプリント
- 運動後すねの下の方がズキズキする
- すねの下から1/3辺りを押すと痛みがある
- 休むと痛みが軽くなるが、再開するとまた痛くなる
- 最近は運動時以外でもすねの下のほうに違和感や痛みがある
- 練習を休んで安静にしていたが、痛みがなくならない
シンスプリントとは?|オアシス整骨院 池袋東口院
シン(Shin)はすねのこと、スプリント(Sprint)は短距離走のことです。
ランニングやジャンプの繰り返しによってすねの内側の筋肉がついている骨膜が炎症を起こし、すねの下1/3辺りに痛みが起こる障害を指し、正式には「脛骨過労性骨障害」といいます。
初期は運動し始めにズキズキしますが、運動をしているうちに軽くなります。
しかし、悪化するにつれて運動中、あるいは安静時でも痛みが起こるようになります。
また、痛む部分を押すと圧痛があります。
この症状は、頻繁にスポーツを行う10代から30代の若年層に多く見られます。 特に、運動量を大幅に増やした初心者や、ハードなトレーニングを行うアスリートに多く見られます。
シンスプリントの原因とは?|オアシス整骨院 池袋東口院
シンスプリントは、さまざまな懸念が重なって発生します。主な原因として以下のものが挙げられます。
①運動量の増加・急に運動を始めた方
普段運動をしていなかった人が急にランニングやジャンプなどの激しい運動を始めると、筋肉や骨に過度な負担がかかります。
②筋肉や関節の柔軟性の低下
下腿(ふくらはぎ)や足関節の筋肉や関節の柔軟性が低下すると、運動時の衝撃を吸収しにくくなります。その結果、脛骨への負荷が増加し、シンスプリントのリスクが増加していきます。
③足部のアーチ不良(偏平足や回内足など)
足のアーチが崩れていると、歩行やランニング時に足の不安定感が増加します不安定な状態で運動を続けることで後脛骨筋などの筋肉に負担がかかりシンスプリントのリスクが増加します。
④足の感覚器低下
足のバランス機能を制御する感覚器に異常があると、運動時の不安定感が増加します。これが筋肉や骨膜への過負荷となり、シンスプリントのリスクを増加させます。
これらの課題が組み合わさることで、シンスプリントが発生しやすくなります。 特に以下のような人は注意が必要です。
-
運動初心者や一時運動を休んでいた人が、急に激しい運動を始めた場合。
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筋力トレーニングやストレッチを怠り、筋肉や関節の柔軟性が低下している場合。
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足に合わないシューズを使用している、またはシューズのクッション性が低い場合。
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足部の異常があっても、適切なインソールやサポートを使用していない場合。
シンスプリントの症状とは?|オアシス整骨院 池袋東口院
初期症状
運動開始時や運動後にすねの内側に鈍い痛みや違和感を感じます。この段階では、しっかりと休息を取り、運動量を少なくすれば痛みが軽減することが多いですが、そのまま放置をして運動を続けていると運動中だけでなく日常生活でも痛みを感じるようになります。
状態が悪化すると
さらに悪化すると、歩行時などでもスネが痛かったり、スネの内側を触るだけでも痛みを感じたりします。また炎症が強くなると熱を持っているように感じることがあります。痛みが激しくなり、歩行や立ち上がる動作にも影響が出るようになり、疲労骨折に進行する危険性もあります。
痛みは特にランニングやジャンプなどの着地時に強くなります。 また、朝起きたときなど筋肉が硬直している際にも痛みを感じることがあります。
シンスプリントの施術方針|オアシス整骨院 池袋東口院
①問診・検査・カウンセリング
まずは患者様の初診時に時間をかけ、問診と検査を充分行なうことで現在のお身体の状態を把握します。特に初回では下肢の柔軟性(筋肉・股関節・足関節をメインに)、足のアーチ機能の状態、足部の感覚器のチェックをしっかり行い今後の治療の方針を決めていきます。
足部に状態を正確に把握するために状況に合わせて以下の測定器を使用しております。
🔸足形3Dスキャン
立体的な足型再現
片足約3万ヶ所の計測ポイントを駆使して、足首から下の「甲」「踵」「つま先」「足裏」などを立体的に再現します。計測されたデータは瞬時に3D表示され、足の立体的な形状を詳細に確認できます。さらに、マウス操作で自由な視点から足の形状を確認することが可能です。
スピーディーな足型分析
計測データは独自の足型分析ソフトウェアで処理され、従来のJIS規格に対応する足長、足幅、足囲などの手計測を自動化します。また、アーチ高などの詳細な部分の値を求め、分析することができます。
🔸足圧測定器トゥルーフィート(Truefeet)
トゥルーフィート(Truefeet)は、足底圧分布を高精度に測定する最新技術を採用した機器です。静止立位や歩行中の足底圧力を3D表示し、圧力の分布状態を詳細に把握することで、足の健康状態を包括的に評価します。静止測定では、圧力分布から内反や外反の状態を予測し、足弓の状態を確認できます。歩行測定では、圧力中心線の軌跡や歩行周期を動画で記録し、歩行異常の分析が可能です 。
②痛みの改善
・ハイボルテージ(電気治療)
シンスプリントの痛みの軽減のために高圧の電気を流していく施術です。強い電気刺激で感覚を麻痺させることにより、高い鎮痛作用が期待できます。また、電気によるマッサージ作用で血行を促せますので、腫れの抑制も図れます。
③足部の柔軟性改善
・ラジオ波
当院ではSWIMS(スイムス)という治療器を使用しています。通常のマッサージやストレッチではなかなか改善しない「筋肉の癒着」を効果的に改善するための治療器です。癒着とは切り傷の後にできる「かさぶた」のような組織で、体内の多くの場所にありますが、通常のマッサージやストレッチではなかなか改善しません。
ラジオ波を使って温熱をかけ、癒着組織の主成分であるコラーゲンを動きやすい状態にして筋肉や患部周辺組織の緊張を軽減させます。
・超音波–コンビネーション
超音波治療器とハイボルテージを同時に使用する「コンビネーション治療」を行います。超音波のマイクロマッサージ効果と電流の鎮痛作用により、血行を促進し、早期に筋緊張の改善を行います。
④骨盤・股関節〜足部の骨格矯正
下肢の筋肉は骨盤〜足部に付着しているため、それぞれの関節の柔軟性が低下することで足部の負担が増します。特にシンスプリントになるかたの多くは負担のかかっている部位の柔軟性が低下している傾向にあります。それぞれの関節の柔軟性がることを目的に骨格矯正を行なっていきます。
⑤足部・体幹の安定性強化
・足部エクササイズ
足部の安定性を目的にしたエクササイズを行います。
シンスプリントと同時に発生している他の足部疾患の改善や、再発予防のためにもご自宅で実施できるようにご提案いたします。
・インソール
足裏には感覚器と言われる体のバランスを保つ神経があります。
インソールを入れることで足部の安定性の強化や低下しているアーチを支えるために重要になります。
・体幹強化
体幹(腹部・臀部)の筋肉がしっかり支えているかどうかは歩行時等の安定性に重要になります。
当院ではグランテスラ(電磁パルスE M S)を使用して体幹周りの強化を行います。(服の上からの使用が可能ですので臀部の使用も可能です)
シンスプリントの場合上記の改善の他にも日常での自宅ケアが必ず必要になります。いい状態をキープする為にも日常生活の見直しを同時に行えるように自宅でのケアもしっかりお伝えしていきます。
豊島区南池袋のオアシス整骨院では患者様がシンスプリントの痛みで悩まされることのない毎日を送れることを目指しています。シンスプリントでお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
【執筆者】
オアシス整骨院 池袋東口院 院長 岡本達也
小学生の時に足の捻挫で初めて整骨院に通院し、その時の院の雰囲気や当時の院長先生に衝撃を受けたことを今でも覚えています。その整骨院に来院される方は体の痛みや、違和感だけでなく、精神的な不安を感じている方もたくさん通院されていました。
でも院長先生の施術を受けた患者様は皆さん笑顔で帰っていかれる姿を何度もみました。「なんだ!!この凄い人は‼」と子供ながらに感じ、院長先生みたいになりたい!!人を笑顔にする仕事がしたいと思い小学生の時に柔道整復師になると決意し治療家になりました。
当院では痛みを取ることだけが目的ではなく、「また痛くならないカラダ作りや快適な生活がおくれる体作り」を目的とし患者様に施術をさせて頂いております。
当院コンセプトである「美と健康と若々しさ、未病を防ぐ」を多くの方に実感して頂けるようにスタッフ一同日々励んでまいりますのでよろしくお願い致します。お体のお悩み・不安など御座いましたら、気軽にご相談下さい!責任を持ってお答えさせて頂きます。
一緒に頑張って行きましょう!!
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