スタッフブログ
足首の痛みと原因|池袋東口オアシス整骨院
「捻挫以外にも様々な原因で足首には痛みが発生します。」
足首の痛みは、日常生活やスポーツでの負担が原因で発生することが多く、特に歩行や立ち仕事が多い方にとっては大きな問題になります。このような痛みを放置すると、症状が慢性化したり、他の部位への影響を与える可能性があります。
足首の疾患には、骨や関節、靭帯、筋腱など、さまざまな構造に関連するものがあり、それぞれに特徴的な症状や原因があります。詳しく解説し、それぞれの症状や注意すべき点を説明していきます。自分の症状に心当たりがある場合は、早期の対応をしましょう。
①変形性足関節症
変形性足関節症は、関節に負担がかかり軟骨が摩耗し、関節内で骨と骨が直接接触することで痛みや可動域制限を出す疾患です。この疾患は加齢に伴う発症リスクが高く、また過去足首の捻挫や骨折などの外傷を経験した人に多く見られます。 軟骨の摩耗は徐々に進行するため、初期段階では軽い違和感や疲労感程度の症状から痛みが始まり、進行するにつれて関節の変形や痛みが増していきます。
軟骨が摩耗して関節のクッション機能が失われると、関節部分に炎症が起こり、腫れや熱感が伴うことがあります。 さらに症状が進むと関節、周囲の骨が変形し、歩行や立ち上がる時や、階段の上り下り、長時間の立位が困難になることがあります。
症状の特徴
- 足首の内側や外側に強い痛みを感じます。
- 長時間の立位や歩行時に痛みが起こる。
- 関節のこわばりや腫れを伴うことがある。
- 足首を痛める。
痛みが出やすい部分
足首の内側または外側が中心になりますが、進行すると足全体に不快感が広がる場合があります。
②後脛骨筋腱炎
後脛骨筋腱炎は、足首の内側に位置する後脛骨筋が炎症を起こす疾患です。この筋肉は土踏まずを支える重要な役割を担い、足首の安定性を確保するために働きます。長時間の立ち仕事やスポーツ活動などで過剰な負担がかかると、筋肉に炎症が起き、痛みや腫れを発生させます。痛みなどで後脛骨筋腱の昨日などが低下すると扁平足の原因となる場合もあります。
この疾患は、運動後や長時間歩行した後に痛みが現れることが一般的で、足首の内側に違和感や圧迫感を感じることがあります。悪化していくと、日常生活にも困難をきたすほどの痛みが現れる場合があります。また、歩行時に足首の不安定感を感じることもあります。
症状の特徴
- 土踏まずや内くるぶし周辺に痛みを感じる。
- 足首を内側に曲げる動作で痛みが強いことがある。
- 内くるぶし付近に腫れや熱感がある場合が多い。
- 歩行時に不安定さを感じますが、場合によっては歩行困難になります。
痛みが出やすい部分
主に内くるぶしの周辺や土踏まずの中央部に集中して痛みが現れます。
③腓骨筋腱炎
腓骨筋腱炎は、足首の外側に位置する腓骨筋が炎症を起こす疾患で、特にランニングやジャンプを繰り返すスポーツ選手に多く見られます。 、外側にかかる過剰なストレスや勝負なフォームが原因で腱に負担がかかります。
腓骨筋腱炎は、運動中や運動後に足首の外側に痛みが現れるのが特徴です。また、腱周囲に腫れや圧痛が見られることもあります。症状が進むと、慢性的な炎症状態が続きます特に放置すると腱の断裂や、さらに重大な障害が進行する可能性があるため注意が必要です。
症状の特徴
- 足首の外側に痛みや腫れを感じます。
- 足を外側に動かすと痛みが起きる。
- 後の痛みや腫れが長時間続く場合がある。
- 足首を横方向に捻った際に激しい痛みが現れる。
痛みが出やすい部分
足首の外側、および足裏の外縁部に痛みが集中します。
④足関節前方インピンジメント
足関節前方インピンジメントは、足首前方部分で骨や軟部組織が挟み込まれることで発生する疾患です。スポーツによる頻繁な方向転換や足首を曲げる動作の繰り返しが主な原因となり、特にサッカーやバレーボール、また、過去の捻挫や骨折が原因で骨棘(こっきょく)が形成されることがあり原因の一つになります。
この疾患では、足首を深く曲げた〔しゃがむ動作〕際に痛みが増えるのが特徴です。 初期段階では痛みが軽いこともありますが、症状が進行すると足首の可動域が狭く、日常生活にも影響スポーツ選手の場合、パフォーマンス低下につながることが多く、早期の対処が求められます。
症状の特徴
- 足首の前方部に鋭い痛みを感じる。
- 足首を深く曲げたり、がんしゃだりすると痛みが増す。
- 腫れや熱感を伴うことがある。
- 関節の操作制限されるため、足首を十分に行えません。
痛みが出やすい部分
足首の前方部
⑤足関節後方インピンジメント
足関節後方インピンジメントは、足首の後方部分で骨や軟部組織が挟み込まれる疾患です。この状態は、足首を深く反らせる(つま先立ち)動作が多いダンサーやアスリートに多く見られます。また、足首の過去の外傷(捻挫や骨折)がきっかけとなり、骨棘の形成が起こります
足関節後方インピンジメントでは、足首を伸ばした際の痛みや圧迫感が特徴です。 初期症状では軽い痛みだけですが、症状が進行すると日常動作や運動が困難になる場合があります。熱感が伴うことが多く、慢性的な炎症状態に耐えることもあります。初期に対応しないと、足首の柔軟性や機能が大幅に低下します
症状の特徴
- 足首の後方部に激しい痛みや圧迫感を感じます。
- 足首を深く伸ばしたり、ジャンプ後に痛みが強まる。
- 腫れや炎症が見られることが多い。
- 症状が悪化すると、足首を動かすことが勇敢になります。
痛みが出やすい部分は
足首の後方部、特にアキレス腱のあたりや踵(かかと)の向こうに痛みが集中します。
⑥慢性足関節不安定症(捻挫ぐせ)
慢性足関節不安定症は、繰り返しの捻挫や靭帯損傷が原因で、足首の不安定感や痛みが発生します。スポーツなどで足首に負担がかかる競技をしている人や、足首の捻挫をしっかり治療・リハビリをせずに放置した場合、靭帯や周囲の組織が完全に回復せず、不安定感が慢性化することで発生します。
この疾患では、足首のぐらつきや違和感が主な症状として現れます。 、足首の不安定感が持続することで、関節や筋肉への負担が増加し、変形性足関節症へ進行する場合もあります。
症状の特徴
- 足首が不安定で、ぐらつく感覚がある。
- 運動時に足首をひねりやすくなります。
- 足首全体に違和感や痛みを感じることがある。
- 万が一放置すると、痛みが慢性化する可能性があります。
痛みが出やすい部分
足首全体に痛みが広がることが多く、不安定感を伴うため、特定の部位ではなく全体的に違和感が生じます。
⑦有痛性外脛骨の痛み
有痛性外脛骨は、足首の内側にある外脛骨周辺で痛み、炎症を起こす疾患です。この状態は、足のアーチが低い人やスポーツ活動が前向きな若年層に多く見られます。外脛骨は基本的には痛みは発生しませんが、靴による圧迫や運動による負荷が原因で炎症が生じます。
この疾患では、内くるぶしの前方に痛みや腫れが現れるのが特徴です。 特に長時間の歩行や運動後に症状が悪化することが多く、進行すると足のアーチが崩れ、相当負担がかかる可能性が初期段階では靴の選び方や足のケアで対処できることもありますが、痛みが続く場合は専門的な施術が必要になります。
症状の特徴
- 内くるぶしの前方にある骨の突出部が痛い。
- 炎症による腫れや熱感を伴うことがある。
- 長時間の歩行や運動で痛みが強い。
- 足を置くと全体の不安定感が増える場合がある。
痛みが出やすい部分
内くるぶしの前方部分、痛んだ外脛骨の周囲に痛みが集中します。
⑧扁平足障害
平扁足障害は、足のアーチが崩れ、足首や足全体に過剰な負荷がかかる状態です。足のアーチは歩行時の衝撃を吸収する重要な役割を担っていますが、アーチが低下すると、その衝撃が足首や周囲の組織に直接影響を与え、痛みや疲労感を保ちます。立ち仕事や運動の多い方、肥満の方に多く見られる疾患です。
この疾患では、長時間の歩行や立位で足の痛みや重だるさを感じることが多く、進んでいくと足全体に疲労感が広がります。 、他の足部疾患を併発するリスクもございます。 放置すると足の形状がさらに不安定になり、日常生活での動作が困難になる可能性があります。
症状の特徴
- 足首や土踏まずの痛み。
- 長時間の歩行や立ち仕事で足が疲れやすい。
- 足の裏全体に重い感覚が得られる。
- 進むと足の形が変わり、靴が合わなくなる場合があります。
痛みが出やすい部分
足首の内側、土踏まず全体、場合によっては足の裏全体に痛みが広がります。
その他の足部障害
上記の足部疾患を抱えている方は全体的に下記のような症状が見られます。
・足部の不安定感
・足部骨格のゆがみ(足部のアーチ不良)
・足部の筋力低下
・足部の柔軟性低下
上記のような症状がある方は、今回説明をした疾患以外も同時に併発しているケースが多く見られます。その他の足部疾患に関しても気になる症状がある方はぜひ当院へご相談ください。
患者様の声
当院では様々な足の痛みでお悩みの方が御来院いただいております。
気になる症状などありましたらぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせ
HOME
アクセス・料金
初めての方へ
患者様の声
ご予約・お問い合わせ
サイトマップ
【膝や股関節のお悩み】
交通事故メニュー
- 交通事故での医療機関との上手な通い方
- 交通事故の慰謝料
- 交通事故の過失割合
- 交通事故治療は併院可能