モートン病｜池袋東口で口コミ評判のオアシス整骨院池袋東口院

「足の裏がチクチク痛む」「足指の付け根に違和感がある」「靴を履くとしびれる」——それはモートン病の可能性があります。

モートン病（モートン神経腫）は、足の中足骨（足の甲の骨）の間を通る神経が圧迫されることにより起こる神経障害で、足の付け根や足裏の痛み・しびれ・歩行時の痛みなどを引き起こします。特に、中指と薬指の間（第3・第4中足骨間）に症状が現れやすく、「小石が挟まっているような感覚」や「ピリピリとしたしびれ」を訴える方が多いのが特徴です。

症状が軽いうちは痛みが出たり引いたりすることもありますが、悪化すると常に痛みを感じるようになり、日常生活や仕事、趣味にまで影響が及ぶことがあります。

モートン病は、足の指の付け根（特に中指と薬指の間）で神経が圧迫されることによって起こる神経障害です。そのため、神経に関係した症状が多く、足の痛みやしびれ、感覚の異常といった不快感が主な特徴です。

特に次のような症状が現れた場合は、モートン病の可能性があるため注意が必要です。

モートン病の主な症状

・足の指の付け根（中指と薬指の間）に鋭い痛みや圧迫感がある
　→ 長時間歩いたり、立ち続けたあとに痛みが強くなることが多いです。

・足裏に小石が挟まっているような異物感や違和感
　→ 何も入っていないのに「何かがある」ように感じるのが特徴です。

・歩行時に足の裏にチクチク・ピリピリとしたしびれや感覚異常が起きる
　→ 神経が圧迫されているため、電気が走るような感覚になることがあります。

・靴を履いていると痛みが増し、脱ぐと症状が軽減する
　→ ヒールや先の細い靴を履いていると特に痛みが強くなる傾向があります。

・足の付け根を押すと痛みが強くなったり、ビリッとした刺激がある
　→ 神経を圧迫している部分を押すと、典型的な痛みやしびれが再現されます。

モートン病は、足の構造的な問題、生活習慣、靴の選び方、柔軟性の低下など、さまざまな要因が重なって発症します。ここでは、代表的な原因について詳しく解説します。

1.足に合わない靴の着用

足先が細く、ヒールが高いパンプスなどは、足の指の付け根（前足部）を圧迫しやすく、神経が挟まれるリスクが高くなります。また、スニーカーでもサイズが合っていなかったり、ソールが薄くクッション性のないものは、長時間の使用で足に負担をかける原因となります。

靴の選び方は見た目やファッション性だけでなく、足の構造を守るうえで非常に重要です。

2. 足のアーチ構造の崩れ（開張足・偏平足など）

足には本来、「縦アーチ（内側アーチ）」と「横アーチ」があり、これらのアーチが地面からの衝撃を吸収・分散するクッションのような役割を果たしています。

しかし、加齢・筋力低下・足の使い方のクセ・長時間の立ち仕事などが原因で、アーチが低下したり崩れたりすることで、足の横幅が広がる（開張足）土踏まずがなくなる（偏平足） といった変化が起こり、足指の付け根に直接的な負荷が集中しやすくなるのです。

当院では、3D足圧計を活用して、患者さま一人ひとりの足のアーチバランスを詳細にチェック。構造的な問題を可視化したうえで、根本改善につながる施術プランをご提案しています。

3. 柔軟性の低下と過度な負担の蓄積

近年では、足指や足関節の柔軟性の低下がモートン病の発症に関与しているケースも多く報告されています。

例えば、
・足指がうまく曲げ伸ばしできず地面をつかめない
・足首が硬く可動域が狭い
・ふくらはぎや足底の筋肉が張っている などの状態では、歩行時や立ち仕事時に本来分散されるはずの衝撃が前足部に集中し、神経に過度な圧力がかかる原因になります。

さらに、これらの状態に日常的な負荷（歩きすぎ、長時間の立位、足に合わない靴など）が加わることで、神経が炎症を起こし、痛みやしびれが発生するのです。

4. 中腰姿勢の多い仕事・作業習慣

建築関係、介護職、清掃業、飲食業のキッチン作業など、中腰姿勢での作業が多い方は、前足部に重心がかかりやすく、モートン病のリスクが高まります。

中腰の姿勢は、足指を踏ん張る形になりやすく、足の付け根（中足骨部）に圧迫ストレスが繰り返し加わることになります。さらに、前屈姿勢を長く続けると、足の筋肉の柔軟性が低下し、足関節の可動性も損なわれがちです。

このような作業環境下では、足の構造と柔軟性の両面からケアを行わないと、モートン病が慢性化・再発化するリスクが高まります。

これらの原因をしっかりと見極めたうえで、一人ひとりの生活習慣や身体の状態に合わせた対応を行うことが、根本改善・再発防止への第一歩となります。

1.問診・検査・カウンセリング

まずは患者様の初診時に時間をかけ、問診と検査を充分行なうことで現在のお身体の状態を把握します。特に初回では足の柔軟性（筋肉・股関節・足関節をメインに）、足のアーチ機能の状態、足部の感覚器等のチェックをしっかり行います。

モートン病の場合、日常生活での動作や靴の状況も重要になりますので合わせて確認後に今後の治療の方針を決めていきます。

足部に状態を正確に把握するために状況に合わせて以下の測定器を使用しております。

○足形3Dスキャン

レーザーによる精確で迅速な計測

「三次元足型自動計測機」は、レール型レーザー計測システムを採用し、片足約3万ヶ所の計測ポイントを駆使して、足首から下の「甲」「踵」「つま先」「足裏」などを立体的に再現します。従来のJIS規格に対応する足長、足幅、足囲などの手計測を自動化します。また、アーチ高などの詳細な部分の値を求め、分析することができます。

○足圧測定器トゥルーフィート（Truefeet）

トゥルーフィート（Truefeet）は、足底圧分布を高精度に測定する最新技術を採用した機器です。静止立位や歩行中の足底圧力を3D表示し、圧力の分布状態を詳細に把握することで、足の健康状態を包括的に評価します。静止測定では、圧力分布から内反や外反の状態を予測し、足弓の状態を確認できます。歩行測定では、圧力中心線の軌跡や歩行周期を動画で記録し、歩行異常の分析が可能です​ ​。

2.痛みの改善

・ハイボルテージ（電気治療）

痛みの軽減のために高圧の電気を流していく施術です。強い電気刺激で感覚を麻痺させることにより、高い鎮痛作用が期待できます。また、電気によるマッサージ作用で血行を促せますので、腫れの抑制も図れます。

3.足部の柔軟性改善

・ラジオ波

当院ではSWIMS（スイムス）という治療器を使用しています。通常のマッサージやストレッチではなかなか改善しない「筋肉の癒着」を効果的に改善するための治療器です。癒着とは切り傷の後にできる「かさぶた」のような組織で、体内の多くの場所にありますが、通常のマッサージやストレッチではなかなか改善しません。

ラジオ波を使って温熱をかけ、癒着組織の主成分であるコラーゲンを動きやすい状態にして筋肉や足関節周辺組織の緊張を軽減させます。

・超音波-コンビネーション

超音波治療器とハイボルテージを同時に使用する「コンビネーション治療」を行います。超音波のマイクロマッサージ効果と電流の鎮痛作用により、血行を促進し、早期に筋緊張の改善を行います。

4.骨盤・股関節〜足部の骨格矯正

下肢の筋肉は骨盤〜足部に付着しているため、それぞれの関節の柔軟性が低下することで足部の負担が増します。モートン病になるかたの多くは負担のかかっている部位の筋肉や関節の柔軟性が低下している傾向にあります。それぞれの関節の柔軟性がることを目的に骨格矯正を行なっていきます。

5.足部・体幹の安定性強化

・足部エクササイズ

足部の安定性を目的にしたエクササイズを行います。モートン病と同時に発生している他の足部疾患の改善や、再発予防のためにもご自宅で実施できるようにご提案いたします。

・インソール

足裏には感覚器と言われる体のバランスを保つ神経があります。インソールを入れることで足部の安定性の強化や低下しているアーチを支えるために重要になります。

・体幹強化

体幹（腹部・臀部）の筋肉がしっかり支えているかどうかは歩行時等の安定性に重要になります。当院ではグランテスラ（電磁パルスE M S）を使用して体幹周りの強化を行います。（服の上からの使用が可能ですので臀部の使用も可能です）

モートン病の場合、上記の改善の他にも日常での自宅ケアが必ず必要になります。いい状態をキープする為にも日常生活の見直しを同時に行えるように自宅でのケアもしっかりお伝えしていきます。

豊島区南池袋のオアシス整骨院では患者様がモートン病の痛みで悩まされることのない毎日を送れることを目指しています。モートン病でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。