慢性足関節後遺症
- 足首の捻挫後から足の不安定感や違和感を感じる
- 足首の捻挫を繰り返している
- 足首の動きが悪い
- 歩いていると足首が痛む
慢性足関節不安定症とは?|オアシス整骨院 池袋東口院東口院
慢性足関節不安定症(まんせいあしかんせつふあんていしょう)は、足首の関節が不安定な状態が続く症状です。主に足首を捻挫することで足関節を安定させる機能が低下し、捻挫を繰り返す「捻挫ぐせ」や状態が悪化すると足首周辺の筋肉や関節に慢性的な負担がかかり、日常生活やスポーツ活動において足首の痛みや違和感を発生させます。
慢性足関節不安定症の症状とは?|オアシス整骨院 池袋東口院東口院
初期症状
慢性足関節不安定症の初期段階では、「足首に軽いぐらつきや不安定感を感じる」「歩行中や運動中に足首がしっかりと支えられていないように感じがする」などの症状があります。
足首の外側や内側に軽い痛みや違和感を感じることがあり、これは靭帯や足首周辺の筋肉や関節に微細な損傷が生じているために発生します。
この段階で捻挫の再発など、捻挫を繰り返す度に状態は悪化していきます。
症状が進行すると
症状が進行すると、足首の不安定感や痛みが増し、日常生活に影響が出始めます。痛みや腫れが持続的に出現し足首の周囲に慢性的な腫れが見られ、関節の可動域が制限されることもあり階段の昇り降りや長時間の歩行、スポーツや運動中にも影響がでます。
重症化した状態
症状が重症化すると、足首の関節が著しく不安定になり、持続的な痛みや炎症が起こります。関節の変形や軟骨の損傷が進行し、足首の機能が大きく低下します。
痛みや可動域の制限が日常生活に大きく影響するようになり。高齢者の場合、そのまま放置しているとになると変形性足関節症のリスクが高まります。
慢性足関節不安定症の原因とは?|オアシス整骨院 池袋東口院東口院
どんな人になりやすい?
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スポーツ愛好者:サッカー、バスケットボール、テニスなど、急な方向転換やジャンプ、着地を伴うスポーツを頻繁に行う人は、足首に負担がかかりやすく、捻挫を繰り返すリスクが高くなります。
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ハイヒールを常用する方:高いヒールや不安定な靴底の靴を履くことで、足首へのストレスが増大し、捻挫や関節の不安定性を悪化させる可能性があります。
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過去に足首の捻挫をした経験がある人:一度でも足首を捻挫すると、靭帯の柔軟性や強度が低下し、再発のリスクが高まります。
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高齢者:加齢に伴い筋力や柔軟性が低下し、足首のサポート機能が弱まることで、不安定性が増加します。
考えられる原因とは?
足首の捻挫後、約20%の確率で慢性足関節不安定症が発症すると言われています。また慢性足関節不安定症に関係なく、約70%の人が足首の捻挫を再発すると言われています。(足首の捻挫を2回以上繰り返す)
捻挫後にリハビリをしっかり行わないことで、捻挫を繰り返し、慢性足関節不安定症につながっていくと考えられます。
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靭帯の損傷:繰り返しの足首の捻挫により、足関節の靭帯が伸びたり断裂したりすることで関節の安定性が低下します。
- 筋力の低下:加齢や運動不足により足首周辺の筋肉が低下することで、足関節の機能が低下し、不安定感が強くなります。
- バランス感覚の低下:足首の位置や動きを正確に感じる感覚が鈍ると、バランスを気にすることがあり、不安定な動きが起こります。
- 捻挫後のリハビリ不足:捻挫後に適切な治療やリハビリを行わなければ、靭帯や筋肉の回復が完全にならず、関節の不安定性が持続します。
- 扁平足などの足のアーチ不良:足の構造や形状に問題がある場合、足部の不安定性が増し足関節の不安定感も強くなります。
有痛性外脛骨の施術方針|オアシス整骨院 池袋東口院
①問診・検査・カウンセリング
まずは患者様の初診時に時間をかけ、問診と検査を充分行なうことで現在のお身体の状態を把握します。特に初回では下肢の柔軟性(筋肉・股関節・足関節をメインに)、足のアーチ機能の状態、足部の感覚器のチェックをしっかり行い今後の治療の方針を決めていきます。
足部に状態を正確に把握するために状況に合わせて以下の測定器を使用しております。
・足形3Dスキャン
レーザーによる精確で迅速な計測
「三次元足型自動計測機」は、レール型レーザー計測システムを採用し、片足約3万ヶ所の計測ポイントを駆使して、足首から下の「甲」「踵」「つま先」「足裏」などを立体的に再現します。従来のJIS規格に対応する足長、足幅、足囲などの手計測を自動化します。また、アーチ高などの詳細な部分の値を求め、分析することができます。
・足圧測定器トゥルーフィート(Truefeet)
トゥルーフィート(Truefeet)は、足底圧分布を高精度に測定する最新技術を採用した機器です。静止立位や歩行中の足底圧力を3D表示し、圧力の分布状態を詳細に把握することで、足の健康状態を包括的に評価します。静止測定では、圧力分布から内反や外反の状態を予測し、足弓の状態を確認できます。歩行測定では、圧力中心線の軌跡や歩行周期を動画で記録し、歩行異常の分析が可能です 。
②痛みの改善
・ハイボルテージ(電気治療)
足首の痛みの軽減のために高圧の電気を流していく施術です。強い電気刺激で感覚を麻痺させることにより、高い鎮痛作用が期待できます。また、電気によるマッサージ作用で血行を促せますので、腫れの抑制も図れます。
③足部の柔軟性改善
・ラジオ波
当院ではSWIMS(スイムス)という治療器を使用しています。通常のマッサージやストレッチではなかなか改善しない「筋肉の癒着」を効果的に改善するための治療器です。癒着とは切り傷の後にできる「かさぶた」のような組織で、体内の多くの場所にありますが、通常のマッサージやストレッチではなかなか改善しません。
ラジオ波を使って温熱をかけ、癒着組織の主成分であるコラーゲンを動きやすい状態にして筋肉や足関節周辺組織の緊張を軽減させます。
・超音波–コンビネーション
超音波治療器とハイボルテージを同時に使用する「コンビネーション治療」を行います。超音波のマイクロマッサージ効果と電流の鎮痛作用により、血行を促進し、早期に筋緊張の改善を行います。
④骨盤・股関節〜足部の骨格矯正
下肢の筋肉は骨盤〜足部に付着しているため、それぞれの関節の柔軟性が低下することで足部の負担が増します。特に慢性足関節後遺症になるかたの多くは負担のかかっている部位の柔軟性が低下している傾向にあります。それぞれの関節の柔軟性がることを目的に骨格矯正を行なっていきます。
⑤足部・体幹の安定性強化
・足部エクササイズ
足部の安定性を目的にしたエクササイズを行います。
足首の痛みと同時に発生している他の足部疾患の改善や、再発予防のためにもご自宅で実施できるようにご提案いたします。
・インソール
足裏には感覚器と言われる体のバランスを保つ神経があります。
インソールを入れることで足部の安定性の強化や低下しているアーチを支えるために重要になります。
・体幹強化
体幹(腹部・臀部)の筋肉がしっかり支えているかどうかは歩行時等の安定性に重要になります。
当院ではグランテスラ(電磁パルスE M S)を使用して体幹周りの強化を行います。(服の上からの使用が可能ですので臀部の使用も可能です)
慢性足関節不安定症の場合上記の改善の他にも日常での自宅ケアが必ず必要になります。いい状態をキープする為にも日常生活の見直しを同時に行えるように自宅でのケアもしっかりお伝えしていきます。豊島区南池袋のオアシス整骨院では患者様が慢性足関節不安定症の痛みで悩まされることのない毎日を送れることを目指しています。慢性足関節不安定症でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
【執筆者】
オアシス整骨院 池袋東口院 院長 岡本達也
小学生の時に足の捻挫で初めて整骨院に通院し、その時の院の雰囲気や当時の院長先生に衝撃を受けたことを今でも覚えています。その整骨院に来院される方は体の痛みや、違和感だけでなく、精神的な不安を感じている方もたくさん通院されていました。
でも院長先生の施術を受けた患者様は皆さん笑顔で帰っていかれる姿を何度もみました。「なんだ!!この凄い人は‼」と子供ながらに感じ、院長先生みたいになりたい!!人を笑顔にする仕事がしたいと思い小学生の時に柔道整復師になると決意し治療家になりました。
当院では痛みを取ることだけが目的ではなく、「また痛くならないカラダ作りや快適な生活がおくれる体作り」を目的とし患者様に施術をさせて頂いております。
当院コンセプトである「美と健康と若々しさ、未病を防ぐ」を多くの方に実感して頂けるようにスタッフ一同日々励んでまいりますのでよろしくお願い致します。お体のお悩み・不安など御座いましたら、気軽にご相談下さい!責任を持ってお答えさせて頂きます。
一緒に頑張って行きましょう!!
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