足関節後方インピンジメント｜池袋東口で口コミ評判のオアシス整骨院池袋東口院

足関節後方インピンジメントは、足首を伸ばす動作（底屈）で足首の後方で痛みが起こる症候群です。この症状は、バレエダンサーやサッカー選手など、頻繁に足首を大きく動かす動作を行うスポーツをしている人に多く見られる症状で足首の後方にある骨や靭帯、腱などに繰り返し負荷がかかることで発生します。

足首後方に存在する「三角骨」と呼ばれる過剰骨、軟部組織（靱帯や筋肉・腱）が挟まれて痛みを発生させます。

初期の症状としては、スポーツ活動中や活動後に不安感や違和感を感じることが多いです。 症状が進行すると、以下のような症状が現れます。

• 運動時や運動後の痛み：運動の際などに、特に足首を伸ばしたときに痛みが強く感じられ、動作制限されることがあります。

• アキレス腱と踵の骨のくぼみを奥に押し込むと痛みが発生する。

• 足首の後方の腫れと熱感：炎症が進行すると、痛みとともに腫れや熱感を伴います。

• 足首後方の違和感：足首を動かす際に違和感が生じ、骨や腱が擦れ合うような感じがすることがあります。
• 足首の可動域制限：つま先立ちなど底屈動作（足首を伸ばす動き）が痛みなどによって制限されます。
• 慢性的な足首の不安定感：足首が安定せず、長時間の運動や歩行が困難になる場合もあります。

足関節後方インピンジメントの原因は多岐にわたり、大きく分かれて「骨性」の「軟部組織」による原因が考えられます。バレエやサッカーのように、足首を頻繁に底屈する動作を伴うスポーツをする人に多く見られますが、足首の捻挫や、捻挫後の足部の不安定感（足関節慢性症候群）が原因で発生するケースもあります。

骨性の原因

三角骨
足首の後方に位置する過剰骨（過剰骨とは、文字通り本来ない過剰にある骨です）で、10%程度の人に見られます。 三角骨は通常、痛みを感じませんが、頻繁に足首を伸ばす動作によって脛骨や踵骨と三角骨が衝突し痛みを発生させます。これは特にバレエやサッカーのように、足首を頻繁に底屈する動作を伴うスポーツをする人に多く見られます。

軟部組織の原因

軟部組織の圧迫や炎症も、足関節後方インジメントの原因となることがあり、以下のような軟部組織が関与しています。

1. 長母趾屈筋腱（ちょうぼしゃくっきんけん）

   足の親指を曲げる際に動く腱で、距骨後方を通過します。 繰り返しの底屈運動により、この筋肉の腱が三角骨などと接触し、炎症や痛みが起こります。

足首の硬さや筋肉の柔軟性不足により発生頻度が増します。

1. 後方靭帯組織
   足首の後方には、遠位後脛腓靭帯や後距腓靭帯、果間靭帯などの複数の靭帯が存在し、足首を安定させる役割を担っています。に行われると、これらの靭帯が骨と挟まれることで負担がかかり足首の痛みや腫れなどの症状が発生します。
2. 関節包や滑膜組織
   足首の関節包や滑膜は、関節を包み込み、スムーズな動きを助ける役割をする組織です。繰り返しの負荷で摩擦が生じ、炎症が強くなると、足首の可動域が制限され、痛みを発生させます。

①問診・検査・カウンセリング

まずは患者様の初診時に時間をかけ、問診と検査を充分行なうことで現在のお身体の状態を把握します。特に初回では下肢の柔軟性（筋肉・股関節・足関節をメインに）、足のアーチ機能の状態、足部の感覚器のチェックをしっかり行い今後の治療の方針を決めていきます。

足部に状態を正確に把握するために状況に合わせて以下の測定器を使用し足の状態をより詳しく確認していきます。

○足形3Dスキャン

レーザーによる精確で迅速な計測

「三次元足型自動計測機」は、レール型レーザー計測システムを採用し、片足約3万ヶ所の計測ポイントを駆使して、足首から下の「甲」「踵」「つま先」「足裏」などを立体的に再現します。従来のJIS規格に対応する足長、足幅、足囲などの手計測を自動化します。また、アーチ高などの詳細な部分の値を求め、分析することができます。

○足圧測定器トゥルーフィート（Truefeet）

トゥルーフィート（Truefeet）は、足底圧分布を高精度に測定する最新技術を採用した機器です。静止立位や歩行中の足底圧力を3D表示し、圧力の分布状態を詳細に把握することで、足の健康状態を包括的に評価します。静止測定では、圧力分布から内反や外反の状態を予測し、足弓の状態を確認できます。歩行測定では、圧力中心線の軌跡や歩行周期を動画で記録し、歩行異常の分析が可能です​ ​。

②痛みの改善

・ハイボルテージ（電気治療）

痛みの軽減のために高圧の電気を流していく施術です。強い電気刺激で感覚を麻痺させることにより、高い鎮痛作用が期待できます。また、電気によるマッサージ作用で血行を促せますので、腫れの抑制も図れます。

③足部の柔軟性改善

・ラジオ波

当院ではSWIMS（スイムス）という治療器を使用しています。通常のマッサージやストレッチではなかなか改善しない「筋肉の癒着」を効果的に改善するための治療器です。癒着とは切り傷の後にできる「かさぶた」のような組織で、体内の多くの場所にありますが、通常のマッサージやストレッチではなかなか改善しません。

ラジオ波を使って温熱をかけ、癒着組織の主成分であるコラーゲンを動きやすい状態にして筋肉や足首周辺組織の緊張を軽減させます。

・超音波–コンビネーション

超音波治療器とハイボルテージを同時に使用する「コンビネーション治療」を行います。超音波のマイクロマッサージ効果と電流の鎮痛作用により、血行を促進し、早期に筋緊張の改善を行います。

④骨盤・股関節〜足部の骨格矯正

下肢の筋肉は骨盤〜足部に付着しているため、それぞれの関節の柔軟性が低下することで足部の負担が増します。特に足関節後方インピンジメントになるかたの多くは負担のかかっている部位の柔軟性が低下している傾向にあります。それぞれの関節の柔軟性がることを目的に骨格矯正を行なっていきます。

⑤足部・体幹の安定性強化

・足部エクササイズ

足部の安定性を目的にしたエクササイズを行います。

足関節後方インピンジメントと同時に発生している他の足部疾患の改善や、再発予防のためにもご自宅で実施できるようにご提案いたします。

・インソール

足裏には感覚器と言われる体のバランスを保つ神経があります。

インソールを入れることで足部の安定性の強化や低下しているアーチを支えるために重要になります。

・体幹強化

体幹（腹部・臀部）の筋肉がしっかり支えているかどうかは歩行時等の安定性に重要になります。

当院ではグランテスラ（電磁パルスE M S）を使用して体幹周りの強化を行います。（服の上からの使用が可能ですので臀部の使用も可能です）

足関節後方インピンジメント場合上記の改善の他にも日常での自宅ケアが必ず必要になります。いい状態をキープする為にも日常生活の見直しを同時に行えるように自宅でのケアもしっかりお伝えしていきます。

豊島区南池袋のオアシス整骨院では患者様が足関節後方インピンジメントの痛みで悩まされることのない毎日を送れることを目指しています。足関節後方インピンジメントでお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。