足底筋膜炎が治らない原因とは？｜池袋東口で口コミ評判のオアシス整骨院池袋東口院

足底筋膜炎が治らない原因とは？オアシス整骨院 池袋東口院

足底筋膜炎は、足裏にある厚く強靭な組織である足底筋膜に炎症が生じることで発生する症状です。特に、踵や足裏の痛みが主な症状であり、歩くたびに鋭い痛みや不快感が現れることが特徴です。しかし、多くの方が一度発症すると長期にわたって悩まされることがあり、その原因にはさまざまな要因が関係しています。

１.足底筋膜炎とは？

足底筋膜炎は、足裏にある厚く強靭な組織である足底筋膜に炎症が生じることで発生する症状です。特に、踵や足裏の痛みが主な症状であり、歩くたびに鋭い痛みや不快感が現れることが特徴です。しかし、多くの方が一度発症すると長期にわたって悩まされることがあり、その原因にはさまざまな要因が関係しています。

1. 足底筋膜炎とは？

• 足底筋膜の役割と構造
  足底筋膜は、踵の骨（踵骨）から足指の付け根にかけて広がる厚くて強靭な結合組織で、足のアーチを支える役割を果たしています。また、足のバランスを保ち、歩行時の衝撃を吸収する重要なクッションのような働きもあります。この筋膜が正常に機能することで、足部の安定性が保たれ、歩行時の負担が軽減されます。

• 足底筋膜炎・腱膜炎の違い
  足底筋膜炎と腱膜炎は同義であり、足底筋膜（腱膜）が繰り返し引っ張られることで生じる炎症や微小な損傷が原因です。これにより、足裏や踵に痛みが発生し、特に朝起きた直後や長時間の座位から立ち上がった際に強く感じられることが多いです。

２.足底筋膜炎が治りにくい理由

• 痛みの原因が取り除かれない場合
  足底筋膜炎が治りにくい原因の一つは、痛みの原因が継続して存在することです。たとえば、靴の問題や足のアーチの崩れ、筋力の低下などが改善されない限り、症状はなかなか回復しません。さらに、日常的な歩行や立ち仕事の影響で負担が積み重なることも治癒を遅らせる原因となります。

• 治癒力よりも負担が大きいケース
  体の細胞や筋肉組織は本来再生能力があり、自己治癒力があります。しかし、足底筋膜への負担がその治癒力を上回る場合、回復が遅れ、痛みが長引く原因となります。特に体重が重い場合や足のアーチが崩れている場合は、筋膜への負担がさらに大きくなります。

• 年齢による筋膜の変性
  年齢とともに筋膜や腱の弾力が低下し、再生能力が衰えることも治りにくい原因です。このため、若年層よりも中高年層で足底筋膜炎が慢性化しやすくなります。また、加齢に伴い関節や靭帯の柔軟性が低下することも、筋膜にかかる負担を増加させる要因です。

３.足底筋膜炎が治らない原因

3-1. 靴の問題

• サイズの不一致
  足に合わない靴は、足底筋膜に余計な負担をかける原因となります。特に小さすぎる靴や、幅が狭い靴は足指の圧迫を引き起こし、筋膜に過剰なストレスを与えます。

• 靴の構造による不安定さ
  靴のソールが柔らかすぎる、もしくは硬すぎる場合、足底のバランスが崩れやすくなり、筋膜への負担が増加します。また、ヒールの高い靴やフラットシューズも、足の自然な動きを妨げることがあります。特にかかと部分が不安定な靴は、足底筋膜にかかる力の分布を歪め、炎症を引き起こしやすくなります。

• クッション性とサポート不足の影響
  クッション性が高すぎる靴は短期的には快適ですが、足底筋膜が過度に伸ばされることを招く可能性があります。長期的には筋膜や関節への負担が増え、痛みの原因となり得ます。特に、アーチを支えるサポートが不足している靴は、足底筋膜にかかる負荷が増加しやすくなります。

3-2. オーバーワーク

• 使いすぎによる筋膜の損傷
  長時間の立ち仕事やランニング、ハイキングなどの激しい運動は足底筋膜に大きなストレスを与え、繰り返しの負荷が筋膜に小さな損傷を引き起こす原因となります。特に、急に運動量を増やした場合や、適切な準備運動が不足している場合には、筋膜にかかるストレスが大きくなります。

• 立ち仕事や長時間の歩行が与える負担
  特に立ち仕事や長距離歩行は、足底筋膜に絶え間なく負担をかけるため、回復が遅れがちです。さらに、不適切な姿勢での立ち仕事は筋膜に対する負荷を増幅させ、痛みの原因となりやすいです。

• スポーツやランニングによる影響
  スポーツやランニングは、足の着地時に大きな衝撃がかかるため、筋膜に大きな負荷がかかりやすくなります。特に、硬い路面でのランニングや適切なシューズを使用していない場合、足底筋膜への負担が大きくなります。

3-3. 体の柔軟性低下

• 筋肉や腱の硬直が引き起こす影響
  筋肉や腱が硬直すると、足底筋膜への張力が高まりやすくなります。特にふくらはぎやアキレス腱が硬くなると、歩行時や走行時に筋膜にかかる負担が増え、痛みが慢性化する原因となります。

• 可動域の制限と代償動作のリスク
  柔軟性が低下することで足関節や足指の動きが制限され、歩行時に他の関節や筋肉が過剰に負担を負うことがあります。これが慢性的な筋膜の負担を引き起こす要因となります。

3-4. 足のアーチ不良

• 扁平足とハイアーチの問題
  足のアーチは足底筋膜の負担を大きく左右する要素です。扁平足（アーチが低下した状態）では足底筋膜が過度に伸ばされやすく、ハイアーチ（アーチが高い状態）では特定の部分に過剰な負荷がかかりやすくなります。これらのアーチ不良は、筋膜へのストレスを増大させ、慢性的な痛みの原因となりやすいです。

• 回内足による負荷の集中
  回内足（足が内側に倒れ込む状態）は、足底筋膜にかかる負荷が内側に集中するため、筋膜の炎症を引き起こしやすくなります。特に足の安定性が低下し、歩行時に筋膜が過度に伸ばされると、痛みが慢性化しやすくなります。

• アーチの崩れが痛みに与える影響
  アーチの崩れは、足底筋膜の働きを弱め、足部全体のバランスを崩す要因となります。これにより、足底筋膜にかかる負荷が増加し、痛みが長期化する原因となることがあります。

3-5. 足裏の感覚器の低下

• バランス感覚の低下と足底筋膜への影響
  足裏には多くの感覚受容器があり、これらは体のバランスや姿勢を保つ上で重要な役割を果たしています。これらの感覚器が低下すると、歩行時の安定性が失われ、筋膜への負担が増加しやすくなります。

• センサー機能の低下が引き起こす問題
  足裏の感覚器が衰えると、足底筋膜の負担が増し、炎症や痛みのリスクが高まります。これは、高齢者や運動不足の方に特に見られる問題で、筋膜が適切に機能しなくなる原因となります。

3-6. 体重が重くなっている

• 体重増加が足底筋膜に与える負荷
  体重が増えると、その重みが足底筋膜に直接かかるため、慢性的な痛みの原因となりやすいです。特に急激な体重増加は筋膜へのストレスを大幅に増加させます。

• 重力による長期的な影響
  体重が重いと、歩行や立位時に足底筋膜にかかる力が増大し、筋膜が疲労しやすくなります。これが長期的に続くと、筋膜の変性や炎症が進みやすくなります。

４.当院での足底筋膜炎の評価

当院では、足底筋膜炎の状態の確認のために、症状に合わせて様々な評価を行っていきます。

痛みの出ている部分だけでなく全体的な評価を行っていきます。

足部の評価方法

足底筋膜炎の施術には、正確な足部の評価が欠かせません。オアシス整骨院 池袋東口院では、以下のような精密な検査を行っています。

◾️足の3Dスキャン

足の骨格形状・アーチの高さ・左右差などを三次元的に可視化。定量的なデータを元に客観的な分析が可能です。特に自身の足のサイズが不明な方や、足底筋膜炎の場合、外反母趾などの別の足部疾患を抱えている方も多いため同時に計測を行っていきます。

→外反母趾に関して詳しくはこちらから

◾️足圧計による重心分析

立っているときや歩いているときに、足裏のどこに体重がかかっているかを計測を行います。足底筋膜炎の場合、元々痛みの出ている部分に圧が集中している場合も多いため現状の確認と合わせて計測を行っていきます。

◾️足部評価（FPI）

FPI（Foot Posture Index）

足のアライメント（骨配列）を点数化する評価法となっており、世界的に最も メジャーな検査法です。日本には足の専門医は少ないですが、海外には足の専門医（足病医）というジャンルが存在しています。その足病医たちが基準にしているもので、信頼性がとても高いのです。

当院の施術方法

痛みの改善

◾️ハイボルテージ（電気治療）

 

足底筋膜炎の痛みの軽減のために高圧の電気を流していく施術です。強い電気刺激で感覚を麻痺させることにより、高い鎮痛作用が期待できます。また、電気によるマッサージ作用で血行を促します。

下肢の柔軟性改善

◾️ラジオ波

当院ではSWIMS（スイムス）という治療器を使用しています。通常のマッサージやストレッチではなかなか改善しない「筋肉の癒着」を効果的に改善するための治療器です。癒着とは切り傷の後にできる「かさぶた」のような組織で、体内の多くの場所にありますが、通常のマッサージやストレッチではなかなか改善しません。

ラジオ波を使って温熱をかけ、癒着組織の主成分であるコラーゲンを動きやすい状態にして筋肉や足関節周辺組織の緊張を軽減させます。

◾️超音波–コンビネーション

超音波治療器とハイボルテージを同時に使用する「コンビネーション治療」を行います。超音波のマイクロマッサージ効果と電流の鎮痛作用により、血行を促進し、早期に筋緊張の改善を行います。

骨盤・股関節〜足部の骨格矯正

下肢の筋肉は骨盤〜足部に付着しているため、それぞれの関節の柔軟性が低下することで後脛骨筋の負担が増します。特に後脛骨筋腱炎になるかたの多くは足関節の柔軟性が低下している傾向にあります。それぞれの関節の柔軟性が改善させることを目的に骨格矯正を行なっていきます。

足部・体幹の安定性強化

◾️下肢エクササイズ

足底筋膜の柔軟性、足部の安定性を目的にしたエクササイズを行います。

足底筋膜炎改善の為にも、再発予防のためにもご自宅で実施できるようにご提案いたします。

5-3. 矯正用インソール

オアシス整骨院 池袋東口院では、ニュージーランド発の足部矯正用インソール「Formthotics（フォームソティックス）」を導入しています。

◾️フォームソティックスの特徴

• 熱成形による個別対応
  フォームソティックスは、熱を加えることで一人ひとりの足にぴったりフィットするよう成形可能です。これにより、市販のインソールとは異なり、個々の足型に合わせた正確なサポートが実現します。
• 強固なアーチサポートと適度な柔軟性
  柔らかすぎず硬すぎない絶妙な素材が、足の自然な動きを妨げずにアーチを支えます。歩行やランニング時の負担を軽減し、足底筋膜への過度な引っ張りを防ぎます。
• 耐久性と軽量性
  長時間の使用にも耐え、スポーツや日常の動作にも対応可能。軽量であるため、足が疲れにくいのも特徴です。
• 科学的根拠に基づいた設計
  フォームソティックスは、整形外科やリハビリの専門家によって設計されており、足部の矯正と機能回復に効果的です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

◾️なぜ足底筋膜炎に効果的なのか？

フォームソティックスは、足のアーチを正しく支えるだけでなく、足底筋膜への負担を軽減し、足部全体の機能を改善するよう設計されています。特に、過回内の補正やアーチの再構築に優れているため、足底筋膜炎の症状に対して非常に有効です。

• アーチを保持し、筋膜の過度な引き伸ばしを防ぐ
• 足部の安定性を高め、歩行時の筋膜への負担を軽減
• 立位時や運動時の重心バランスを改善し、再発リスクを低減

詳細はフォームソティックス公式サイトもご覧ください。

まとめ

足底筋膜炎は、放置すると痛みが慢性化し、足の変形や歩行障害を招くリスクもあるため、早期の対応が重要です。

「土踏まずが潰れてきた気がする」「内くるぶしの痛みが続いている」

そんな症状がある方は、まず足部の構造や動きのクセをしっかり評価することが改善への第一歩となります。

オアシス整骨院 池袋東口院では、足の状態に合わせてインソール『フォームソティックス』や電気治療・骨格矯正を組み合わせ、根本原因にアプローチする施術と予防ケアをご提案しています。

池袋周辺で足底筋膜炎にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください