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内反小趾とは?|池袋東口オアシス整骨院
1. 内反小趾とは?
内反小趾(ないはんしょうし)とは、足の小指が内側(親指側)へ曲がってしまう足の変形です。医学的には第5趾の内転変形とも呼ばれ、外反母趾と比較すると認知度は低いものの、日常生活に大きな支障をきたすことが多い疾患です。
この変形は、靴の締め付けや足のアーチ構造の乱れ、筋力低下などの要因により徐々に進行します。多くの場合、痛みや炎症が小指の付け根部分(中足骨頭部)に現れます。足の幅が広がり、靴に当たりやすくなることで、炎症・タコ・マメができやすくなり、放置することで他の足部障害にも波及する恐れがあります。
また、内反小趾は外反母趾と同時に発症するケースが多く、両者が併発することで前足部のバランスが崩れ、歩行動作や体幹バランスにも影響を与えることがあります。そのため、早期発見・早期施術が重要とされています。
2. 内反小趾による症状と日常生活への影響
内反小趾によって引き起こされる症状は多岐にわたりますが、主に以下のようなものが代表的です:
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小指の付け根部分の疼痛、圧痛
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小趾が親指側に倒れ、指が重なり合う
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足の横幅が広がり、靴が当たりやすくなる
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タコ(胼胝)やマメ、水ぶくれの形成
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小指周囲の皮膚の赤み・炎症
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歩行中の違和感や安定性の低下
これらの症状は、歩くたびに負担がかかる足という部位の性質上、悪化しやすいのが特徴です。特に以下のようなライフスタイルの方は、日常生活に強い支障が出るケースが多く見られます。
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立ち仕事が多い方(販売・飲食・医療従事者など)
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パンプスやヒールを日常的に履く方
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ウォーキングやジョギングを趣味とする方
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足にフィットしない靴を長時間使用している方
また、外反母趾と同様に、足のバランスが崩れることで膝・腰・股関節など他の関節にも影響を及ぼし、全身の不調につながることもあります。
3. 内反小趾の原因とは?
内反小趾の発症には複数の原因が複雑に絡み合っています。その主な原因は以下の通りです。
足のアーチ構造の崩れ(回内足・扁平足)
足の縦アーチ・横アーチの機能が低下することで、足の構造的な支持力が失われ、前足部が外側に広がるような負担がかかります。これにより、小指が内側に押し込まれるような力が長時間加わることで変形が進行します。
靴の影響(サイズ・形状・履き方)
パンプスや先端の狭い革靴などは、小指を内側に押し込む圧力が強く、長年履き続けることで変形を助長します。また、サイズが合っていない靴(大きすぎる・小さすぎる)も歩行時に足が動くことで小指に負担が集中しやすくなります。
筋力低下や足趾の柔軟性不足
現代人の運動不足や裸足で歩く機会の減少によって、足部の筋肉(足底筋群・腓骨筋など)の働きが低下している人が増えています。筋肉のサポートが弱まると、指の位置を正しく保つ力が失われ、変形が起こりやすくなります。
歩行・姿勢のクセ
猫背や反り腰など、全身の姿勢が崩れていると、足裏の荷重バランスが偏ります。これにより、特定の指や骨にストレスがかかり、長期的に変形を引き起こすリスクが高まります。
内反小趾は、単なる足の変形にとどまらず、身体全体の問題とも深く関係しているのです。
4. テーピング施術とは?
テーピングとは、専用の伸縮テープや非伸縮テープを用いて、関節や筋肉の動きを補正・サポートする手法です。内反小趾のテーピングでは、変形した小指の向きを正しい方向に補助し、筋肉・靭帯のサポートを目的としています。
テーピングの目的
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小指の変形補正
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足部アーチの支持強化
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小指周囲の皮膚への摩擦・刺激の軽減
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歩行時の安定性向上
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痛みの軽減と炎症予防
テーピングがもたらす効果
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正しいアライメントの補正 内反している小指を外側に引くようにテープを貼ることで、正しい位置への誘導が可能となります。
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足部の機能回復のサポート アーチサポートを組み込むことで、足の構造が安定し、筋肉・関節への負担が軽減されます。
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再発防止とパフォーマンスの向上 繰り返す痛みや変形を予防し、足の使い方を改善する効果もあります。
これらの効果を引き出すには、足部の構造を正確に理解し、一人ひとりの状態に合わせた貼付けが必要です。
5. オアシス整骨院 池袋東口院のテーピング施術
オアシス整骨院 池袋東口院では、解剖学的評価と機能的な動作分析をもとに、内反小趾の症状改善に向けたテーピング施術を行っています。
精密な足部評価
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足の3Dスキャン:骨格やアーチの高さ、足趾の角度を三次元的に把握します。
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足圧分析:立位・歩行時の荷重の偏りをデータ化し、問題箇所を特定します。
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動作評価:歩行・片足立ちなどで、全身の連動性を確認します。
一人ひとりに最適化されたテーピング
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小指にかかる内転ストレスを軽減するテクニック
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アーチ構造の支持テープを組み合わせた安定性の向上
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靴との相性も考慮した貼付位置と方法
他施術との組み合わせ
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**フォームソティックス・メディカル(矯正用インソール)**を併用することで、テーピングと同様の補正効果を長時間維持
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足部の調整に加えて、股関節・体幹の機能改善を目的とした運動療法も提案
(続き)
6. テーピング施術はどんな人におすすめ?
内反小趾のテーピング施術は、特に以下のような方におすすめです。
症状が軽度〜中度の方
変形がまだ進行しておらず、骨の位置関係が固定されていない段階では、テーピングによる補正効果が非常に高く期待できます。この時期に施術を行うことで、進行を防ぐだけでなく、痛みや不快感の軽減にもつながります。
靴による痛みがある方
靴に小指が当たって痛みが出る方や、靴を履くとタコやマメができてしまう方に対しては、テーピングで足の形状を整えることで、靴との接触部位を減らし、症状の改善を図ります。
外反母趾も同時にお持ちの方
内反小趾と外反母趾が同時に進行しているケースでは、足部の横アーチが崩れ、足指の機能が低下しています。テーピングにより、小指と親指の両方のバランスを補正することで、足全体の安定性を取り戻すことができます。
足の形を補正したいがインソールが使えない方
職場の服装規定などで矯正用インソールが使えない方でも、テーピングであれば取り外し可能かつ靴の外観に影響せずに使用できます。短期間の補正手段としても非常に有効です。
7. テーピングだけでは改善しない?注意すべき点
テーピング施術はとても有効ですが、万能ではありません。以下のような注意点も押さえておく必要があります。
一時的な補正であることを理解する
テーピングはあくまでも「サポート手段」であり、根本的な足の構造を変えるものではありません。痛みを軽減したり、日常動作を楽にする目的で用いることが多く、原因そのものの解決には、より継続的な対策が必要です。
自己流のテーピングは逆効果になることも
市販のテープを自己判断で使用することで、逆に関節や皮膚に負担をかけてしまうケースがあります。正しい貼り方、巻き方を理解し、専門家の指導を受けることが重要です。
テーピングに頼りすぎない
慢性的にテーピングをし続けてしまうと、足の筋力がさらに低下するリスクがあります。テーピングに加えて、筋力トレーニングや柔軟性を高める運動療法を並行することで、本当の意味での改善が期待できます。
8. 足の痛みを放置しないために
内反小趾による足の痛みは、初期症状では我慢してしまうことが多いですが、放置していると次第に慢性化し、次のような二次的障害へとつながる恐れがあります。
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小指の脱臼・関節変形の進行
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歩行時のバランス崩れによる膝・腰の痛み
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外反母趾やモートン病の併発
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小指の機能低下による他の足趾への負担増加
とくに、内反小趾が進行してしまった後では、保存的な施術だけでは対応が難しくなり、最終的に手術を検討しなければならないケースもあります。だからこそ、「ちょっとした痛み」や「靴が当たる違和感」といった軽い症状の段階で、正しいケアを行うことが大切です。
9. 池袋で内反小趾の足の痛みにお悩みの方へ
オアシス整骨院 池袋東口院では、内反小趾をはじめとする足のトラブルに対して、テーピング施術を中心とした保存的アプローチを行っています。
当院の特徴
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足の3Dスキャン・足圧分析による精密な評価
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個別対応のテーピング施術で小指の補正と痛み軽減をサポート
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フォームソティックス(矯正用インソール)や骨格調整・運動療法との組み合わせ
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通勤やお仕事の邪魔にならない施術計画をご提案
ご来院の流れ
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問診・評価
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足の状態確認(3Dスキャン・足圧計)
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問題点の共有と説明
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テーピング施術の実施
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今後のケアプランご提案(再発防止・運動療法・インソール提案)
内反小趾や足の痛みでお悩みの方は、症状が軽いうちに対策を講じることが最も大切です。池袋周辺で整骨院をお探しの方は、ぜひ一度、オアシス整骨院 池袋東口院にご相談ください。足の悩みから日常の不調まで、丁寧にサポートいたします。
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