かかとの内側の痛みでお悩みの方へ
「朝起きて最初の一歩で、かかとの内側が痛い」
「長時間歩くと、かかとから土踏まずにかけて痛くなる」
「内くるぶしの下や、かかとの内側に違和感が続いている」
「整形外科で骨に異常はないと言われたけれど、痛みが改善しない」
このようなお悩みはありませんか?
かかとの内側の痛みは、立ち仕事や長時間の歩行、スポーツなど、日常生活のさまざまな場面で生じます。
しかし、一口に「かかとの内側が痛い」といっても、痛む場所や症状の出方によって、関係している組織が異なる場合があります。
例えば、朝起きた直後にかかとの足裏側が痛む場合には「足底筋膜炎」、内くるぶしの後ろから土踏まずにかけて痛む場合には「後脛骨筋腱炎」が考えられます。
また、かかとの中央付近に体重をかけると痛む場合には、クッションの役割を持つ脂肪体の問題が関係していることもあります。
かかとの痛みを改善するためには、痛む場所だけでなく、症状が出るタイミングや足の形状、歩行時の荷重などを確認することが重要です。
オアシス整骨院 池袋東口院では、足の形状や荷重、関節の動き、筋力などを組み合わせて足部の状態を評価しています。
この記事では、かかとの内側の痛みを引き起こす代表的な疾患とその特徴、痛みが長引く理由、当院で行う検査や施術について解説します。
次のような状態でお困りではありませんか?
- 整形外科でレントゲンを撮ったが、骨に異常はないと言われた
- 湿布や痛み止めを使用しているが、痛みが続いている
- インソールや靴を変えても、十分な変化を感じられない
- 朝の一歩目だけでなく、日中も痛むようになってきた
- 長時間の立ち仕事や歩行がつらい
このような場合、足部の形状や筋力、荷重のかかり方などを詳しく確認することで、日常生活でどのような負担がかかっているのかを把握できる場合があります。
ただし、痛みが長引く原因には骨や神経などの問題が関係していることもあるため、必要に応じて医療機関での検査も重要です。
1. かかとの内側が痛くなる代表的な疾患とは?
かかとの内側には、足底筋膜、腱、靱帯、神経、脂肪体など、さまざまな組織があります。
そのため、痛みの場所が近くても原因が同じとは限りません。
まずは、代表的な3つの疾患について説明します。
1-1. 足底筋膜炎とは?

足底筋膜炎は、かかとの骨から足趾の付け根にかけて広がる「足底筋膜(足底腱膜)」に負担がかかり、主にかかとの足裏側に痛みが生じる状態です。
足底筋膜は、足のアーチを支え、歩行時にかかる荷重に対応する重要な組織です。
足底筋膜炎では、かかとの内側寄りの足裏に痛みが生じることが多く、特に朝起きた直後の一歩目で痛みが出ることが特徴です。
主な症状
- 朝起きて最初の一歩で、かかとの足裏が痛む
- 長時間座った後、歩き始めに痛みが出る
- 長時間の立ち仕事や歩行で痛みが強くなる
- かかとの内側寄りの足裏を押すと痛む
- ランニングなどの運動後に痛みが出る
関係する要因
- 長時間の立位や歩行による繰り返しの負担
- 急激な運動量の増加
- 足関節の可動域やふくらはぎの筋機能
- 扁平足・ハイアーチなど足部形状の特徴
- 靴のサイズやクッション性、荷重のかかり方
足底筋膜炎は、単純な炎症だけでなく、繰り返しの負荷に伴う組織の変化が関係する場合があります。
また、扁平足やハイアーチだからといって必ず足底筋膜炎になるわけではありません。
大切なのは、足のアーチの高さだけでなく、日常生活で足裏にどのような負担がかかっているかを確認することです。
1-2. 後脛骨筋腱炎とは?

後脛骨筋腱炎は、内くるぶしの後ろから土踏まずにかけて走行する後脛骨筋腱に痛みが生じる疾患です。
後脛骨筋は、ふくらはぎの深い部分にある筋肉で、足の内側のアーチを支え、歩行時の足部の動きを調整する役割を担っています。
この腱に繰り返し負担がかかると、内くるぶしの後ろや足の内側に痛みが生じることがあります。
主な症状
- 内くるぶしの後ろが痛む
- 足首の内側から土踏まずにかけて痛みがある
- 長時間の歩行や立ち仕事で痛みが強くなる
- 片脚でつま先立ちをすると痛む
- 内くるぶし周辺に腫れがみられる
関係する要因
- 後脛骨筋腱への繰り返しの負荷
- 足部の回内やアーチ形状の特徴
- 後脛骨筋などの筋力・持久力の低下
- 足関節の可動域制限
- 長時間の立位や歩行
- 靴の固定性や足部の支持状態
後脛骨筋腱は、足の内側縦アーチを支える重要な組織の一つです。
そのため、腱の機能が低下している場合には、土踏まずの形状や歩行時の足部の安定性に影響することがあります。
ただし、扁平足の方すべてに後脛骨筋腱炎が起こるわけではありません。
また、成人後に土踏まずが徐々に低くなってきた場合には、腱だけでなく靱帯や関節など、足部の支持機構も確認する必要があります。
1-3. 脂肪体炎とは?

かかとの足裏側には、歩行時の衝撃や圧力を和らげる「踵部脂肪体」と呼ばれる組織があります。
この脂肪体は、かかとの骨と地面の間でクッションのような働きをしています。
長時間の立位や歩行、硬い床からの繰り返しの圧迫などによって、脂肪体周辺に痛みが生じることがあります。
一般的に「脂肪体炎」と呼ばれることもありますが、実際には脂肪体の損傷や機能低下など、さまざまな状態が含まれます。
主な症状
- かかとの中央付近が痛む
- 硬い床の上を歩くと痛みが強くなる
- 裸足で歩くと痛みを感じやすい
- 長時間立っているとかかとに鈍い痛みが出る
- かかとの中央を押すと痛みがある
関係する要因
- 硬い床での長時間の立位や歩行
- 繰り返しの衝撃や圧迫
- 靴底のクッション性や構造
- 活動量や体重の変化
- 踵部脂肪体の厚さや機能の変化
足底筋膜炎と症状が似ている場合もありますが、痛む場所やタイミングに違いがみられることがあります。
ただし、かかとの中央が痛いからといって、必ず脂肪体の問題であるとは限りません。
1-4. 痛む場所とタイミングから考える、かかとの痛みの違い
かかとの痛みを確認するときは、痛む場所だけでなく、いつ痛くなるか、どのような動作で悪化するかも重要です。
| 考えられる疾患・状態 | 痛みの特徴 |
|---|---|
| 足底筋膜炎 | かかとの足裏側。朝の一歩目や歩き始めに痛む |
| 後脛骨筋腱炎 | 内くるぶしの後ろから土踏まず。歩行やつま先立ちで痛む |
| 踵部脂肪体の痛み | かかとの中央付近。硬い床や裸足での荷重で痛む |
| 足根管症候群 | かかと内側から足裏にかけて、しびれや灼熱感を伴う場合がある |
| 踵骨疲労骨折 | かかとの荷重時痛が続き、歩行などで悪化する場合がある |
この表は、痛みの特徴を理解するための参考です。
同じような症状が複数の疾患で生じることもあり、痛む場所だけで診断を確定することはできません。
特に、痛みが強く体重をかけられない場合や、腫れ・しびれを伴う場合、症状が徐々に悪化している場合には、医療機関での確認が重要です。
2. かかとの内側の痛みを引き起こす主な原因とは?
かかとの内側の痛みには、繰り返しの荷重、足部の形状、筋力、関節の動き、靴など、さまざまな要因が関係します。
ただし、それぞれの疾患によって負担がかかる組織が異なるため、原因を分けて考えることが重要です。
2-1. 足底筋膜炎の主な原因
足底筋膜炎では、かかとから足裏に広がる足底筋膜への繰り返しの負荷が関係します。
特に、長時間の立ち仕事や歩行、ランニングなどによって、足底筋膜へ負担が蓄積する場合があります。
また、足のアーチ形状や足関節の可動域、ふくらはぎの筋機能なども、足底筋膜への負担に影響することがあります。
扁平足の方ではアーチの変形が大きくなる場合があり、ハイアーチの方では足裏の荷重分布に特徴がみられる場合があります。
そのため、どちらの足部形状でも、症状と荷重の状態を組み合わせて確認することが重要です。
2-2. 後脛骨筋腱炎の主な原因
後脛骨筋腱炎では、内くるぶしの後ろを通る後脛骨筋腱への繰り返しの負荷が関係します。
後脛骨筋腱は、足部のアーチを支え、荷重時の足の動きを調整する役割があります。
足部の回内が大きい、筋力や持久力が低下している、長時間歩く機会が多いといった条件では、腱にかかる負担が変化する場合があります。
また、靴の固定性や足関節の可動域なども確認する必要があります。
ただし、足のアーチが低いことだけで、後脛骨筋腱炎の原因を判断することはできません。
2-3. 脂肪体炎の主な原因
踵部脂肪体は、体重がかかったときにかかとの骨を保護し、圧力を分散する役割があります。
長時間硬い床の上に立っていたり、裸足での歩行が多かったりする場合には、かかとへの繰り返しの圧迫が痛みにつながることがあります。
また、靴底の構造やクッション性、脂肪体自体の状態も関係する場合があります。
脂肪体の痛みが疑われる場合には、足底筋膜炎と同じ方法だけで対応するのではなく、かかとへの直接的な圧迫をどのように軽減するかを考える必要があります。
3. かかとの内側の痛みが長引くとどうなる?
かかとの痛みが長引くと、仕事や日常生活に影響が出る場合があります。
ただし、すべての方で症状が悪化したり、足部の変形が進行したりするわけではありません。
3-1. 歩き方が変わり、ほかの部分に負担がかかることがある
かかとに痛みがあると、無意識に痛む部分への荷重を避けて歩く場合があります。
例えば、かかとを十分に接地しない、反対側の足に体重をかける、歩幅を小さくするといった変化がみられることがあります。
このような歩行が長く続くと、ふくらはぎや足部のほかの部分に負担がかかる可能性があります。
ただし、かかとの痛みが必ず膝痛や腰痛を引き起こすわけではありません。
3-2. 痛みを避けることで活動量が減る
歩くと痛みが出る状態が続くと、外出や運動を控えるようになることがあります。
その結果、ふくらはぎや足部の筋力、持久力が低下する場合があります。
活動量が減ること自体が必ず悪いわけではありませんが、痛みが落ち着いた後に急に活動量を戻すと、再び症状が強くなることがあります。
そのため、症状に合わせた負荷の調整が重要です。
3-3. 後脛骨筋腱の問題では足部形状が変化する場合もある
後脛骨筋腱の機能が低下している場合、足の内側縦アーチの支持に影響することがあります。
特に、成人後に土踏まずが以前より低くなった、足の形が変わってきたといった場合には、後脛骨筋腱だけでなく靱帯や関節の状態も確認する必要があります。
ただし、足底筋膜炎や脂肪体の痛みが続くことで、必ず扁平足が進行するというわけではありません。
4. オアシス整骨院 池袋東口院で行う評価と分析
かかとの内側の痛みは、足底筋膜炎、後脛骨筋腱炎、脂肪体の問題など、複数の原因によって生じる可能性があります。
そのため、当院では痛みのある部分だけでなく、足の形状、荷重のかかり方、関節の動き、筋力などを組み合わせて評価しています。
また、痛みが出始めた時期や、これまでに受けた検査・施術、日常生活での負担なども確認します。
4-1. 3D足型測定

3D足型測定では、足の長さや幅、アーチ形状、左右差などを立体的に確認します。
例えば、扁平足やハイアーチなど、足部の形状にどのような特徴があるかを把握することができます。
また、靴のサイズが適切かどうかを検討する際にも役立ちます。
ただし、足のアーチが低い、高いといった形状だけで、かかとの痛みの原因を判断することはできません。
4-2. 足圧測定

足圧測定では、立っているときや歩いているときに、足裏のどの部分へ圧力がかかっているかを確認します。
例えば、かかとへの荷重が大きい、足の内側や外側に圧力が偏っている、左右で荷重のかかり方が異なるといった特徴を把握するために使用します。
足底筋膜炎や後脛骨筋腱炎では、足のアーチ形状だけでなく、実際に体重をかけたときの状態を確認することが重要です。
ただし、足圧の偏りだけで疾患や痛みの原因を特定できるわけではありません。
4-3. FPI(Foot Posture Index)

FPIは、足部の姿勢を複数の観察項目から評価する方法です。
足部が回内傾向にあるのか、回外傾向にあるのかなどを確認し、足の特徴を把握します。
3D足型測定や足圧測定と組み合わせることで、足部の形状と荷重の特徴を複数の視点から確認します。
4-4. 足趾把持力測定
当院では、足趾把持力計を使用して、足の指で握る力を測定しています。
足趾把持力は、足趾や足部に関係する筋機能を確認する指標の一つです。
数値化することで、左右差や筋機能の傾向を把握することができます。
足部の筋力や機能は、歩行時の安定性にも関係するため、必要に応じて足趾把持力を確認しています。
ただし、足趾把持力の測定だけで足底筋膜炎や後脛骨筋腱炎などの原因を判断することはできません。
4-5. 足関節・下肢の機能評価
足関節の可動域、ふくらはぎの柔軟性や筋力、片脚立位、踵上げなどを確認します。
例えば、足関節の背屈可動域が制限されている場合、歩行時の足部の動きや荷重のかかり方が変化することがあります。
また、後脛骨筋腱炎が疑われる場合には、片脚での踵上げ動作や内くるぶし周辺の状態も確認します。
当院では、これらの検査を組み合わせ、どのような動作や荷重が症状に関係しているのかを検討しています。
なお、骨折や神経障害などが疑われる場合には、整形外科での検査を優先することがあります。
5. オアシス整骨院 池袋東口院での施術内容
かかとの内側の痛みは、原因となっている疾患や、症状の経過によって適切な対応が異なります。
そのため、当院では足部の検査・評価をもとに、必要な施術を組み合わせています。
例えば、足底筋膜炎では足裏への繰り返しの負担、後脛骨筋腱炎では腱への負荷やアーチの支持機能、踵部脂肪体の痛みではかかとへの直接的な圧迫などを考慮します。
すべての施術を全員に行うわけではありません。
5-1. ハイボルテージ

ハイボルテージは、電気刺激を利用して痛みの軽減を図る施術です。
かかとや足裏、足関節周辺に痛みがある場合、症状に応じて使用します。
ただし、ハイボルテージだけで痛みの原因となっている負担が解消するわけではありません。
5-2. ラジオ波(SWIMS)

当院では、ラジオ波機器のSWIMSを使用しています。
ラジオ波は、高周波エネルギーによる温熱作用を利用した施術方法です。
足関節周囲やふくらはぎの筋緊張、柔軟性などを確認し、必要に応じて施術を行います。
ただし、ラジオ波によって傷んだ足底筋膜や腱が直接修復されると断定できるわけではありません。
5-3. 超音波・コンビネーション

当院では、症状に応じて超音波やハイボルテージを組み合わせた施術を行う場合があります。
痛みのある部位や周辺組織の状態を確認しながら、補助的な方法として使用します。
なお、超音波などの物理療法は、疾患によって効果を裏付ける研究の状況が異なります。
特に足底筋膜炎では、超音波を追加することによる効果が十分には確認されていないため、必要性を個別に判断します。
5-4. 拡散型体外衝撃波

当院では、拡散型体外衝撃波を導入しています。
体外衝撃波は、皮膚の上から機械的な刺激を与える施術方法です。
特に、慢性的な足底筋膜炎に対して使用されることがあり、症状の経過や患部の状態によって施術の選択肢として検討します。
拡散型体外衝撃波が、かかとの痛みのすべてに適しているわけではありません。
後脛骨筋腱炎への有効性については研究が限られています。また、踵部脂肪体の痛みについても、足底筋膜炎と同じように使用できるとは限りません。
そのため当院では、痛みの原因や経過を確認し、必要に応じて体外衝撃波を検討しています。
5-5. 足関節・足部の手技療法

足関節や距骨下関節、足部の各関節の動きを確認し、必要に応じて手技を行います。
足部は複数の関節が協調して動く構造になっており、関節の可動性に問題がある場合には、歩行時の動き方に影響することがあります。
当院では、足関節の可動域や周囲の筋緊張などを確認し、動作をしやすくすることを目的に施術を行います。
ただし、手技によって足の骨格形状を恒久的に矯正できるわけではありません。
5-6. テーピング

足部の形状や荷重のかかり方によっては、テーピングで足の動きを補助する場合があります。
例えば、足底筋膜炎では足のアーチを補助する目的で、後脛骨筋腱炎では足部の支持状態を調整する目的で使用することがあります。
また、テーピングをした状態で歩行時の痛みや安定感がどのように変化するかを確認し、その後の対応を検討する際の参考にすることもあります。
ただし、テーピングの効果は一時的であり、貼れば必ず痛みが改善するわけではありません。
5-7. 下肢エクササイズ・運動療法

足部の筋力や関節の動きに問題がある場合には、運動療法を取り入れます。
例えば、次のような運動です。
- 足底筋膜やふくらはぎのストレッチ
- 足趾や足部内在筋のエクササイズ
- ふくらはぎの筋力トレーニング
- 片脚立位などのバランス練習
- 足関節の可動域を維持する運動
後脛骨筋腱炎では、後脛骨筋への負荷を段階的に増やす運動を行う場合もあります。
ただし、痛みが強い段階では無理に筋力トレーニングを行わず、症状に合わせて負荷を調整します。
5-8. Formthoticsインソール

当院では、ニュージーランド発の熱成形インソール「Formthotics(フォームソティックス)」を取り扱っています。
Formthoticsは、温めることで足や靴に合わせた調整ができるインソールです。
足のアーチ形状や荷重のかかり方、靴の状態などを確認し、必要に応じて使用を検討しています。

インソールは、足裏にかかる圧力や足部の支持状態を調整するための補助具です。
ただし、インソールを入れれば必ず痛みが改善するわけではありません。
また、足底筋膜炎、後脛骨筋腱炎、踵部脂肪体の痛みでは、重視するポイントが異なる場合があります。
当院では、足部の状態と症状に合わせて、必要性を判断しています。
5-9. 靴の選び方・履き方の指導
かかとの痛みでは、普段履いている靴も重要です。
靴のサイズや踵の固定性、靴底の構造などによって、歩行時の負担が変化する場合があります。
当院では、足の形状や歩行の特徴に合わせて、靴のサイズ、靴紐の締め方、履き心地などを確認しています。
特に長時間歩く方や立ち仕事の方では、日常的に使用する靴の見直しが大切です。
6. 足底筋膜炎・後脛骨筋腱炎・脂肪体炎における足部変形の重要性
足の形状やアーチ構造は、かかとにかかる負担を考えるうえで重要な要素の一つです。
ただし、扁平足や外反母趾があるからといって、必ずかかとの痛みが生じるわけではありません。
大切なのは、足の形だけでなく、体重をかけたときに足がどのように動いているかを確認することです。
6-1. なぜ扁平足や外反母趾が問題になるのか?

足には、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチなどの構造があります。
これらは骨や靱帯、筋肉、足底筋膜などによって支えられています。
歩行中、足のアーチは荷重に合わせてわずかに形を変えながら、身体を支えています。
扁平足の方では、荷重時のアーチの変形や足部の回内が大きくなる場合があります。
一方、ハイアーチの方では、足裏の接地面積や圧力分布に特徴がみられることがあります。
また、外反母趾など足趾の変形がある場合には、前足部の荷重や蹴り出し動作に影響することがあります。
ただし、それぞれの疾患との関係は一律ではありません。
足底筋膜炎の場合
足部の形状や荷重、足関節の動きなどによって、足底筋膜へかかる負担が変化する場合があります。
後脛骨筋腱炎の場合
足部の回内やアーチの支持機能、筋力などが、後脛骨筋腱への負担に関係する場合があります。
踵部脂肪体の痛みの場合
足部の形状だけでなく、かかとへの直接的な圧力や靴のクッション性などが重要になる場合があります。
このように、同じかかとの痛みでも、確認すべきポイントは異なります。
6-2. 骨格構造や足部の動きが与える全身への影響

足は、立位や歩行時に身体を支える重要な役割を持っています。
歩くときには、足部だけでなく、足関節、膝、股関節などが協調して働いています。
そのため、足部の痛みや機能の変化によって、歩き方が変わることがあります。
例えば、かかとへの荷重を避けるように歩くことで、反対側の足や下腿に負担がかかる場合があります。
ただし、足部の形状が変化したからといって、必ず膝や股関節、腰に症状が生じるわけではありません。
当院では、必要に応じて足部だけでなく、下肢全体の動きも確認しています。
7. まとめ|かかとの内側の痛みを軽視しないことの重要性
かかとの内側の痛みには、足底筋膜炎、後脛骨筋腱炎、踵部脂肪体の問題など、複数の原因が考えられます。
また、痛む場所やタイミングによっては、足根管症候群などの神経の問題や、踵骨疲労骨折などが関係している場合もあります。
そのため、かかとの痛みを単に「足裏の炎症」や「扁平足が原因」と判断するのではなく、症状の特徴や足部の状態を確認することが重要です。
オアシス整骨院 池袋東口院では、3D足型測定、足圧測定、FPI、足趾把持力測定、足関節・下肢の機能評価などを組み合わせて、足部の状態を確認しています。
そのうえで、必要に応じてハイボルテージ、ラジオ波、超音波、拡散型体外衝撃波、手技療法、テーピング、運動療法、インソール、靴の指導などを組み合わせ、日常生活で足にかかる負担を見直していきます。
「朝の一歩目に、かかとの内側が痛む」
「内くるぶしの後ろから土踏まずが痛い」
「長時間立っていると、かかとが痛くなる」
「整形外科で検査を受けたけれど、痛みが続いている」
このようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。
症状や足部の状態を確認し、日常生活や仕事、運動内容に合わせた対応方法をご提案します。
かかとの内側の痛み、長引く足裏の痛みについて、お気軽にご相談ください。










